┣スタイの型紙

日差しが強い季節に大活躍！つばが広いタイプの深めのチューリップハット。
帽子の天となるトップクラウンをつけた形なので、前作のチューリップハットよりは少し大人の印象に。試作品の表地はパパのお下がりのジーンズをリメイクしました♪
裏地に大き目の柄をあしらってもかわいいですね。

サイズは70〜100の合計3タイプからお好きな型紙を選択して作れます。
（試作品は80で作成）
※同じ身長でも頭のサイズはお子様によって大きく異なります。お子様の頭囲のサイズを採寸してから型紙の大きさと比較し、きちんとかぶれることを確認した上で作成してください。型紙のこめかみにあたる部分の横幅を6倍すると頭囲の大きさになります。サイズが合わない場合は任意の倍率で拡大・縮小してお使いください。

　

型紙をご利用の皆様へ

■材料
布（表地）　横78cm×縦40cm　1枚
布（裏地）　横60cm×縦40cm　1枚
綿テープまたはバイアステープ（ふちどりタイプ）　
　幅1〜1.3cm×52cm

※表地・裏地ともに薄い生地の場合は接着芯を貼り付けて補強しましょう。

【適した生地】
綿、ダブルガーゼ、デニム、キャンバス

■出来上がり寸法　
70サイズ（頭囲49cm）
80〜90サイズ（頭囲52cm）
95〜100サイズ（頭囲56cm）

■予想作成時間　
1〜2時間

■作り方
型紙をA4用紙に印刷する。
型紙をカットし、 型紙に書かれた縫い代をつけて布を裁断する。
トップクラウン：表地1枚
サイドクラウン：表地・裏地　各6枚ずつ

布の裏面にチャコペーパーなどでミシンで縫う部分の印をつける。

表地を縫い合わせる

裏地と同様に、表地も最初に片方の端を縫ったものを3組作り、それらを縫い合わせて写真の様な輪の帽子の形を作る。

表地も縫い代はアイロンで割って折り目をつけておく。

表地と布地を合わせてつばを縫う

先ほど出来あがった帽子の表地と裏地を中表に重ねる。
縫い代が割れた状態なのを確認しながら、つばの周りをぐるっと一周縫う。

表に返してつばの周りをステッチする。

先ほど縫ったものを表にひっくり返し、つばの端から約5mmのところにステッチをかける。

トップクラウンを縫う

帽子の裏地が外側になるように返し、トップクラウンを写真の様に重ねる。

このとき、サイドクラウンの表地と裏地の縫い代、そしてトップクラウンの縫い代の合計3枚がきちんと重なるようにして待ち針で止める。
ずれてしまう場合はしつけ縫いなどをする。

キレイに重なったらトップクラウンの外周をミシンで縫う。

トップクラウンの縫い代を隠す

綿テープかバイアステープで、トップクラウンの縫い代を挟むようにして縫って隠す。

縫い終わりは、残り1cm程度を内側に折り、これまで縫ったところに重ねるようにして縫い終わる。

下図参照